無線になったことの恩恵
そういえば、昔は線があったのだ。
何本も床を這っていた。
家にある数台のパソコンをインターネットにつなげるために。
電話回線のジャックにモジュラーケーブルを挿してスプリッタを繋ぎ、スプリッタから電話機とモデムに分けて繋いで、モデムからさらにルータに繋いで、ルータから各パソコンに繋いだのだった。
家中、ケーブルだらけ。
電気のコンセントもタコ足だらけ。
線無しですべてが使えたら、どんなにスッキリと暮らせるだろうと思ったものだ。
電気はまだコードが必要だけれど、インターネット用のケーブルは、モデムから無線ルータまでとなった。
パソコンのみならず、各種ゲーム機も、テレビも、ケーブル無しでインターネットに接続できてしまう。
パソコンとスキャナープリンターも線無しで繋がってしまう。
最近ではさらに、外にいても無料でインターネットに接続できてしまう。
公衆WiFi、公衆無線LAN、と呼ばれているもので、そのサービスに接続できる場所をホットスポット、アクセスポイント、フリースポットなどという。
自分の場合は、スマートフォンがあれば、モバイルWiFiの契約をする必要はない。
気晴らしに外で仕事をしたい、というときには、無線LANスポットとなっている図書館や喫茶店にノートパソコンを持って行けばいいのである。
とはいっても、やはり場所を選ばずインターネットが使えるモバイルWiFiも魅力的なのであった。
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